2012年11月20日 11月20日火曜日 晴れ
11月20日火曜日 1時限~5時限
◎自分のきものや帯に刺繍をする
◎ひたすら刺繍をする
実技3日目。 折り返し。
残り2日。 授業開始のチャイムで教室に入るが
既に刺繍作業を開始している。
今までにない出来事で「どうしたんや??」と聞きたくなる。
5日しか授業時間がないので納得する柄付けをすると
時間が足らなくなる。 放課後も残って自習しているようだがそれでもまだ足りない。
刺繍はそんなにむつかしいことではない、「糸を並べるだけだ」といっている。
綺麗に見せるには条件がそろわなくてはならない。
まず第一に 「針目」が立っていなくてはならない、模様の輪郭がきれいかどうかだ。
次に 撚り糸を使うのだが、この撚りが揃っていなくては綺麗に見えない。
第三番目 糸を並べるだけだが、「平行に並べるのならあくまで平行に」
カーブを切っていくのなら「できる限りなめらかに」 だ。
この3条件が揃えばきれいに見える。
簡単なことだ。
ビックリするほど針目が立つ学生がいる。
糸よりが抜群に上手い子がいる。
集中度が半端でない子がいる。
天性なのだろう。
14人が刺繍台の前にいる、おそらくこの景色は日本でここだけだろう。
日本刺繍を教える学校も既になくなったと聞いている。
科がコースになりそのコースも消滅したとか・・・・
だからこの景色もここだけだとおもう。