刺繍台の形体ですが、江戸時代の職人尽くし絵の中にも
刺繍をしているところがでています。
それと比べても現在と少しも変わってないようです。
刺繍台に生地を張らなくてはなりません。
これがちょっと面倒なのです。
生地の縦横のテンションを均等に張ることは
それなりに経験が必要です。
刺繍台から生地を外した時の生地の縮み具合を計算しながら
手加減をしなくてはならないからです。
この刺繍台は「アトリエ森繍 特製の金具」の付いた刺繍台です。掛け糸を使う必要がありません。
48mm×35mmの角材仕様
高さ 41.5cm
長さ 121cm
ひい棒からひい棒まで 81cm
布張り用金具の長さ 67.5cm
ぬきの長さ 73cm
ひい棒の長さ 73cm
刺繍台の販売もしています。
お問合せください。
生地幅52cmまで張る事が出来ます。
右のひい棒から左のひい棒までが81cmありますので、
着物の上前の柄がほぼ入ります。
移動しなくても(張りなおさなくても)すみます。
頑丈でしっかりしています。
この様な金具が付いています。
掛け糸を使う必要がありません。
着物地などの柔らかい生地は、
こうして直接生地を掛けていきます。
金具部分にはキャップが付いていますので、
作業中はキャップをすると安全です。
帯地など生地の厚いものは針と針との間に
糸を掛け其の糸を針に掛けるようにします。
こうすると何回張り直しても、生地は痛みません。
針から外すだけですので生地の脱着は素早くできます。
小さい刺繍台もあります。
軽くて持ち運ぶには便利です。
着物への刺繍もポイント柄なら
大丈夫ですし帯なら安心してできます。
小さい刺繍台
4cm×2.5cmの角材使用
長さ 90cm
高さ 40cm
ひい棒からひい棒まで 65cm
ぬきの長さ 36.5cm