2012年01月10日 1月10日火曜日 晴れ
1月10日火曜日 1時限~5時限
◎この授業の概略と進行の説明
◎刺繍台の組立 生地の張り方を試す
◎糸を割り方・撚り方
◎試し繍 ぬい初めとぬい終わりの処理について
成人式の翌る日、2年生の実技がはじまった。
一年中で一番寒くなる期間に刺繍の授業。
今日も寒かった。電車の中も街行く人も皆冬装束。
私はこの授業は4回目だから、それなりになれているが、
二年生は初めて、どのような手順で進むのか、何が必要なのか分からない。
事前に配布したレジュメにそって進めるが、あまり読んでいない。
草稿紙に書いた下絵をチェック、刺繍をする帯地を検寸、柄を置くところに「印」を付け、
生地に下絵を転写。
刺繍台を組立、その台に生地を張って、刺繍を始めるのだが、
その前に使う糸を撚らなければならない。
これが一苦労。
全ての行程に言えることだが、「ダイヤルを合わせて、スイッチをONにすればことが足りる」という世界ではない。
経験と手加減、失敗から学び工夫の積み重ねが必要。
授業時間内に、少し刺繍が出来るところまでこぎつけて、「こんな感じですか」と思ったところで
終了チャイム。
はい お疲れ様。
細かい作業でそう簡単に出来ない。 まあ なんとかなるか。