2010年09月07日 9月7日火曜日 晴れのち曇り

9月7日火曜日 1時限~5時限

◎全通柄の帯デザイン完成
◎合評会
制作意図や作図の軌道などを発表し作品解説を各自が行う


この授業で今回の授業は終了する。
始まった時はまだ桜の花が残っていた。
季節はすっかり変わってしまったが、学生達は見違えるように上達した。
2名を残して完成したデザインをUPします。
とにかく個性的で清々しい。


前場美里

完全オリジナルの模様を使い、模様の地を絵の具、柄は色えんぴつを使い、少しぼかし目に仕上げました。
少々、配色を誤ってしまった部分もありますが、自分自身で模様を考えるのは、とても楽しかったです。
今後は、この模様を使い、色々な配置、配色を考えてみるのもおもしろいかもしれないと思いました。


髙橋早季

秋の訪れはまだまだ先のようですが、
全通帯のモチーフには私の大好きなどんぐりを選びました。
コロンとした実の形もさることながら、その力強い葉にも魅かれているということを描きながら知りました。
モチーフの大きさを変えながら全体をうめることで、織りの良さを生かしたデザインに仕上がりましたが、配色に悩むことになりました。
全体のバランス、メインとサブの関係、もっとたくさんのデザインを描いて、自分で判断できるようになりたい、と思わされた作品です。


尾﨑友美

私は今まで鮮やかな配色が多かったので、今回は地色にやわらかな黄色を使用し、
花は白、葉や枝は灰でまとめました。
今まで桜をモチーフにしたデザインが多く、新しい花に挑戦したいと思っていたので、
たくさんの花を描くことができて良かったです。


越智彩花

私は、格子ともみじの組み合せのものが好きなので、この柄にしました。
初め、もみじは白色になる予定でしたが、何故か画用紙の赤色が出てきてしまい、全体的にもみじの色がピンク色になってしまいました。
なので、もみじの中の線を赤色にして、全体的に赤色でまとめ、可愛くしようと思いました。
このデザインは、少し派手な感じがするので、あまり柄のないシンプルな着物に合わせてみたら良いのではないかと、思います。


仁和香純

前回の縞柄の梅を、今回は斜めに配置して、配色を変えました。
斜めにしたことで、上と下がつながるようにするのが難しく、少してこずりました。
前回の配色は、かっこよく粋な感じでしたが、今回はかわいらしく、やわらかい感じの色を使いました。
同じ柄でも、色や構図を少し変えるだけで、全く違った印象になるのだなぁ、と実感しました。
梅の柄をたくさん描けて、楽しかったです。

乾 智香子

1月の刺繍の授業で使うために、小紋のデザインを考えました。
今回のきものは、お母さんへのプレゼントにしようと思っています。
なので、自分の好き勝手に柄や色をデザインできなかったのが、1番しんどかったです。
改めて、お母さんとはシュミが合わないなぁ、と思いました。


深川 真貴子


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